2011年07月02日

ケモノガリ 2巻/東出 祐一郎

ケモノガリ 2 (ガガガ文庫)ケモノガリ 2 (ガガガ文庫)
東出 祐一郎 品川 宏樹(GAINAX)

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ククリナイフの英雄

 暴力には更なる暴力で。絶望を与える者には、それを上回る恐怖と驚愕で。豊富な武器で押し寄せる者たちには、己の手に握りしめたたった一振りの刃で。次に楼樹――『ロキ』が目を付けたのは、独裁国家の指導者だった。そこで暗躍するレジスタンスとともに、ロキは一人、また一人とクラブの会員たちに復讐の牙を立ててゆく――。


 うーん、前作よりは爽快感は少し劣る、かな?
でも子供たちとのほのぼのシーンが出てきて、表紙にあるようにメイドさんも出てきて、その点では満足です。基本的に殺戮シーンが多いので、こういう場面を見るとほっとするんですよね。

 さて、敵が一大国家というのに対して、こちらはほぼロキ一人。
ですが文中にもあるように、
『かつて、戦場には英雄がいた。ただ一人で、戦況を引っ繰り返す英雄が。だがしかし、時代が流れ武器が洗練され、銃器が生み出されるに至って英雄の時代は終わりを告げた。それもそうだ。銃弾を躱せる英雄などいない。運よく避けることは出来ても、己の意志で音速を凌駕する銃弾を躱せる人間など存在しないはずなのだ。
 だがしかし。
 英雄はここにいた。理不尽な暴力に対してそれを上回る圧倒的なまでの膂力を行使する、血染めの英雄が。』

――そしてロキは英雄となります。レジスタンスを率いて、一対九ぐらいまであった戦力差をモノともせず。
 でもそのシーンが軍隊VS群衆って感じだから、今回はロキの無双加減(「主人公TUEEEEEEE!! カタルシス」)があまり感じられなかったんですよね。一度はエンターティナーに毒を盛られて死にそうになるし(笑)。まあ死ななかっただけで充分すごいんですが、その点ではもっとロキに主人公補正がかかっても良かったんじゃ? と思いました。もっとこう、一騎当千な呂布みたいな感じを望みたいんですよ!(笑)

 あと、今回のキャッチコピーにした「妖刀・ククリナイフ」(笑)。これ、1巻で適当にロキが会員たちのいる部屋のインテリアを拝借したものをずっと使っているんですが……すごすぎる。チェーンソーと相対しても刃こぼれせず、大量殺戮・切断・投擲と思いのまま。今回は、エンターテイナーの使っていた「透明ナイフ」も拝借して使用しているんですが、これは使い勝手はいいんですが基本的に消耗品なのでやっぱりロキにはククリナイフですね。

 そしてこれからこれを読む人は、絶対に挿絵を先に見ないことをオススメします(本気)。まあ、ぶっちゃけ、レジスタンスのおばあちゃんが黒幕なんですけどね。その挿絵というのが、これまたすごいんですよ。
『あやかしびと』の鈴ルートのときのラストバトルのように(分かる人にはわかる比喩)、「あー、東出祐一郎のダメなところ、ここで出ちゃったかー」といった感じです。

 その辺りを考慮して、今巻は星4つ★★★★☆ですね。

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2011年06月17日

キミとは致命的なズレがある/赤月 カケヤ

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赤月 カケヤ 晩杯あきら

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From〜とある不幸の手紙〜

 海里克也(うみさと かつや)は最近おかしな悪夢を見る。女の子を、殺す夢だ。その上、克也には十年より前の記憶がない。だからもしかしたら自分が女の子を殺したかもしれないのだ――。そして克也に襲い来る、不幸の手紙、フラッシュバック、白昼夢、幻覚、実際の暴漢。はたして、自分は本当に女の子を殺したのか――?


 これは面白かったですね
イラストも雰囲気にマッチしていて、実にこのホラーサスペンス調の物語の邪魔になっていない。

 文章力も講評で褒められていただけあって、見事。ただ、サスペンスシーンになったときの臨場感がちょっと足りないかな?
 でも私がガガガの審査員なら、これを大賞に推しますね。それくらい、ガガガというレーベルの特性をよく表している作品だと思います。

 伏線の回収も見事。
「ひなた=存在しない」は登場当初からわかっていたんですが、実は「ひなた=実在しない」というのには騙されましたね。いいミスリードだったと思います。
 美鳥(みどり)の克也への「うーみん」呼びが、「海里」の苗字だけでなく後に判明する克也の本名である「上神(うえがみ)」にかかっていたのは唸りました。これは克也の過去を知ってなきゃ出来ない伏線だよなあ。

 でも、美鳥が最終的な犯人だというのはちょっと急だったかな、と思います。
終盤になっての雨笠の「この行方不明の子、君にちょっと似てるね」という言葉から、どんどん突っ走ってラストまで美鳥というキャラが『犯人』に向かって猛ダッシュした感じです。
 だって、行方不明の女の子がいる→他に年齢からして当てはまる登場人物がいない=美鳥がその女の子=犯人だろう。という単純推理思考になってしまうのはなんとも。

 あと苦言が少々。克也と保健医でステーキ食べ放題券を使ってレストランに行くシーンでは、何故かひなたも付いてきて、同じテーブルで一人だけパスタを頼むんですが、そんなこと普通出来ないでしょうよ。そういうバイキング形式を採用しているところは、同じテーブルの人は一人がバイキングを頼んだら全員が頼まないといけないシステムになっています。回し食べを防止するためですね。

 最後に、この作品の名台詞から一言。
「何故なら人は、常に自分にとって最良の道を選ぶからです。たとえ、当人が不満を口にしようとも、他人から見たら不幸でしかなくとも、結果が最悪であろうとうも、自分にとっては常に最良なのです」……考えさせられますね。
 もしかしたら、貴方も私もアインズヴァッハの門(ビューウェイの門)をすでにくぐっているのかもしれませんね。その時は、どこかまた素敵な場所でお会いしましょう。星4つ★★★★☆。

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2011年06月10日

こうして彼は屋上を燃やすことにした/カミツキレイニー

こうして彼は屋上を燃やすことにした (ガガガ文庫)こうして彼は屋上を燃やすことにした (ガガガ文庫)
カミツキレイニー 文倉 十

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屋上は誰のためにある?

 彼氏に振られた加奈は屋上から飛び降りて死のうとした。しかし寸前で怪しい3人組に止められる。「どうせ死ぬなら復讐してから死にませんか?」彼らはカカシ、ブリキ、ライオンと名乗った。そして加奈のことはドロシーと呼んできた。オズの魔法使いになぞらえた彼らの役割は、とある一つの『復讐』に向けて邁進していた――。


 これ、『ドロシー』(主人公)いらねえよ!
……と思いましたね。
正直なところドロシー、邪魔です。他の3人に比べて、理由が「たかが彼氏に振られたぐらい」で死のうとするなんて軽すぎる。結局その彼氏の問題も、最後にドロップキックを元彼に喰らわせただけでスッキリしますし。

 というか、赤松や木枝たちのやったことが現実的(リアル)にひどすぎるのに、ドロシーはブリキたちの復讐の邪魔をしたり足を引っ張っただけでカタルシスの欠片もない。
最終的に復讐で屋上は燃やしたけど、ドロシーによって消火されました。……ってなんやねん!! タイトル詐欺か!

 勧善懲悪。主人公たちの成長が描かれるのはいいんですが、悪役になんの罰も与えないというのは読んでいてストレスですね。作者が後書きに書いていたように、木枝死亡ルートとかにしても良かったと思います。思います。(大事なことなのでry

 でもソラに関連する事柄については良かったです。ソラを巡って、まさかブリキの友達で、カカシの姉で、ライオンの彼女だったなんて! この共通点を紹介されたときは鳥肌が立ちました。

 うん、だからドロシーいらない。悪いが、ドロシーの元々のキャラ(加奈)じゃあドロシーには役者の力量不足過ぎる。
やっぱりドロシーの役割にはソラが当てはまるべきなのだと思いました。加奈? トト(ドロシーの愛犬)あたりでいいんじゃないですか?

 ガガガの新人賞大賞作品というから、
ドロドロしたエグイのカモーン!щ(゜Д゜щ)とばかりに待っていたんですが、こんな人死にも出ない爽やかな終わり方なら最後にソラが目覚めるとかの救いがあっても良かったでしょうに。ライオンが赤松にKO勝ちするとかあってもいいでしょうに。そっちの方が、最終的に単純に青春小説として楽しめました。

 しかし、ロリ系女子高生と淫行した木枝はやはり死ぬべき。星3つ★★★☆☆。

posted by mukudori at 17:19 | Comment(2) | TrackBack(0) | ガガガ文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月02日

ケモノガリ1巻/東出 祐一郎

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高校生セガール、現る

 赤神楼樹は平凡な人間だった。自分には才能なんてないと思っていた。しかし奇しくもその才能は開花することとなる――。修学旅行の先でのクラス集団拉致、それは『クラブ』と呼ばれる組織による殺人ゲームの幕開けだった。そこで楼樹の隠された才能――『殺戮の才能』が目覚めることとなったのだった。青春が疾駆する、新感覚殺戮スプラッタアクション!


 これは素晴らしい。いや、凄まじい
 なんだろう、読後に感じたのは一つのハリウッド超大作を見せられたような爽快感。と、『スクリーム』や『デッドコースター』などを連続して見せられた後味の悪さ。そしてほのかに残滓を残す、甘酸っぱい青春の香り。
 もの凄い作品をドガンとぶつけられてきた感じです。さすがは『あやかしびと』あやかしびと -幻妖異聞録- portable ベスト版 / BOOST ONのシナリオライター。やってくれるぜ!

 ちなみに私は会長&刀子さんルートのバッドエンドが一番好きです。最後に双七くんが、空の上から刀子さんを「待っているよ」ってところが切なくて、好きで仕方ありません。

 さて、殺人ヒャッハー! 発禁上等! なこの作品ですが、そこに一筋の『青春』を感じるのには理由があります。それは主人公を含む主要な生徒たちがこれまでの16年間を凝縮してきたような形で、生を実感しているから。「今しかない」という刹那の瞬間を感じ取っているから。
 それは終盤の楼樹とあやなの会話に凝縮されています。

「――もう会えないの?」
「――もう、会わない」
 僕は僕自身を解き放ってしまった。僕はケモノであり、それ以上の何かだ。側にいたい。抱き締めたい、あやなにキスしたい。でも、出来ない。僕はここに残る。僕が、僕であることを証明するために。そして世界中の人間に宣言する。僕は許さない。あいつらを許さないって。僕にはそれが出来る。
 互いにもはや、人間としての枠組みから抜け出した怪物みたいなものだ。僕も、彼らもケモノだ。
 ――いや、違うか。
 僕は彼らとは違う。彼らが人を狩るケモノであるならば、僕はケモノを狩ろう。この命をチップにして、全てを彼らの『死』に賭け続けよう。
 僕は人でもケモノでもない、『ケモノガリ』になろう。


 どうでしょう、この『唯一の命をチップにした刹那的な少年の誓い』は。青臭く、泥臭く、けれど純粋できらめいたものがあります。

 序盤の展開でちょっと楼樹の覚醒が早すぎたかも? バトロワみたいに他の生徒の奮闘(というより一方的な虐殺?)も見てみたかったという点を除けばほぼパーフェクトに近いですね。
最後のロビン・フッドとの戦いは手に汗握るものがありました。しかし、まだ1巻なのにここで楼樹の片目を失ったのは痛いなー。それだけロビン・フッドが強敵ということを示したのはいいと思いますが。

 なんにせよ、読後、興奮で眠れなかったのはこの作品が初めてです。脳内アドレナリンが分泌されまくること間違いなしです。星5つ★★★★★。
 あ、ちなみにかなりのグロ&スプラッタ描写アリなのでオススメですが苦手な方は要注意です。

posted by mukudori at 20:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガガガ文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月01日

とある飛空士への追憶/犬村 小六

 2月ですね。寒いです。でもみなさん、頑張って行きましょー!
2月の最初に紹介するのは私の……
とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い)とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫 い)
犬村 小六 森沢 晴行

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飛空士は、誰の思いを乗せて飛ぶのか

 戦争中の神聖レヴァーム皇国と帝政天ツ上。主人公、シャルルは天ツ上領のレヴァーム領地に飛空士として存在していた。そしてそこにはレヴァーム皇国の皇太子の見初めた、次期レヴァーム皇妃を約束された美しさ「光芒五里に及ぶ」とされるファナもいた。
ファナを安全なレヴァーム領土へ逃がすため、シャルルは上官から指令を受けた。「美姫を守り、単機敵中翔破、1万2千キロを達成せよ」――と。


 この作品は、ライトノベルの中では私が一番に好きな作品かもしれません。
 犬村先生の圧倒的な筆力で書き上げられた、緻密で苛烈、激烈、熾烈、ラディカルな空中戦闘描写、飛行機に乗りながら眺める星空・青空・夜明けの風景、途中で寄ることになる島での『本当にパラダイスそのものの』描写、そして近づいていく二人の心――けれどいずれ訪れてしまう別れ。
 それらを見事に書ききってくれています。

 私が好きな描写はここですね↓
「見下ろす山の裾野がすべて、菜の花の黄色い花弁と、みずみずしい濃緑色の若葉に埋もれていた。裾野の果ては断崖になっていて、その向こうには群青色の海がきらめき、水平線には白い積乱雲の群れが輪郭も鮮やかに湧き立っていた。
 むせかえるような菜種の匂いがした。幾千幾万の花弁の間を、白い蝶たちが群れ飛んでいた。有無風が吹く度に黄色い海原がうねり、ななめに差し込んでくる夏の陽光が花弁と緑葉にはじかれ、きらきらした光の粒子を裾野一帯に撒き散らした。」

 シャルルとファナがとある熱帯諸島へと着陸し、そこがいかに『パラダイス』であるかを物語っていて、好きな描写です。

 シャルルとファナも最初は任務のため、極力口を利かないようにしているんですが、そこは二人きりの長旅とあって、だんだんと心を開いていくようになります。
「おかしいと思います。頑張ったのは飛空士さんなのに、他の人が手柄を横取りするなんて……」
「他の人がわたしのことを知らなくても、お嬢様が覚えていて下さったら、わたしはそれでいいですよ」
「わかりました。シャルル飛行士のことは私が覚えています」

 この何気ない会話。小さな約束。それが最後になってどんな意味を持つことか!

 そして途中、敵艦隊に見つかり激しい空中戦を終えて、一度は死んだつもりになったファナ。
「生まれ変わろう」
「一度は死んだはずの自分だから、あとの人生は思うままに生きてみてもいいのではないだろうか。神様にもらったおまけとしてこれからの人生を捉えてみると、不思議なくらいさっぱりとした気持ちになれた。」

 と不時着した『パラダイス』でそう思い立ち、ファナは髪の毛を切ります。
やはり「あとの人生は思うままに〜」とそう思っていたということは、今までの人形のような自分の生活にファナは不満を抱いていたんでしょうね。
 そこからはもう、「ファナ」と「シャルル」とお互い立場を越えた呼び方で、二人の間に分厚いレンガ造りの壁のように立ちはだかっていたものを越えます。
『パラダイス』で釣りをし、水浴びをし、料理をし、ダンスをし、満腹になったら眠り……。
 このままここで暮らしていけたらいい。でもそれは夢物語。
だから二人は、気持ちが通じていてもお互い責務のために想いを押し殺します。

『パラダイス』を発っての最終決戦。
一度はシャルルが空中戦で負けた相手、尾翼にビーグルの絵を描いた最新型戦闘機を操る相手。
 ここはビーグルが一対一を挑んできたので運が良かった、としか言いようがありませんね。全隊でこられてたら絶対に撃墜されていたでしょう。あと、「光芒五里」の霊験あらたかすぎwファナの美しさに一瞬目が眩んだビーグルさんにすまないけど失笑。
 まあ、美しさだけでなくファナの気合いといざというときの踏ん張りがもたらした奇跡の勝利とも言えますが。

 そして訪れる――訪れてしまった、別れの時。
二人にしめじめとする機会も与えず、無理矢理軍に連れ去られたファナ。
でもシャルルと――それまで一緒に旅をしてきたサンタ・クルス号はお互い意思疎通し合って、ファナに自分たちなりの別れを告げることにします。

 ここのシーンは感涙!
艦隊のデッキの上に立つファナ。
謝礼としてもらった、砂金を撒き散らしながら曲芸遊覧飛行をするシャルルとサンタ・クルス号。
全身で砂金の光のしぶきを浴びながら――ファナが思い出すのは全て、シャルルとの旅の道中でしょう。
「ありがとう」
ファナでなくても、私もシャルルとサンタ・クルス号にそう言いたい気持ちになりました。


 エピローグ
「他の人がわたしのことを知らなくても、お嬢様が覚えていて下さったら、わたしはそれでいいですよ」
「わかりました。シャルル飛行士のことは私が覚えています」

 最初のころの何気ない会話、小さな約束。
それがきっとファナの胸の中で永遠に残っていて、王宮という戦場の中でもファナはひとり頑張れたんだと思います。
 
 さあ、貴方もこの「とある飛空士への追憶」を読んで、表紙を改めて見返してみましょう。
感慨深い、言葉に出来ない何かが、貴方の中で芽生えたら、紹介した私も光栄です。星5つ★★★★★。

posted by mukudori at 22:47 | Comment(6) | TrackBack(0) | ガガガ文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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