2015年01月12日

チート剣士の海中ダンジョン攻略記水着娘とハーレム巨船 01/猫又 ぬこ

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猫又 ぬこ パセリ

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蒼海潜姫(ウンディーネ)を攻略せよ!

 須賀海人(すが かいと)は幼なじみの緋野美咲(ひの みさき)が海中のダンジョンを攻略出来る唯一の存在――『蒼海潜姫』に選ばれていたので、近所の港にちょうど船が停まっていることをきっかけとして船に乗り込むと――何故か海人を乗せたまま、蒼海潜姫たちの船は出発して!? そして海人はどうしてなのか、「女性しかなれない」はずの蒼海潜姫の装具を操ってみせたのだった。


 サーセン……orz
もうなんだか、読み進めるごとに、「うわあああああ! これ、どう考えてもIS(ここは「サクラ大戦」に変えてもいいです)の展開だろ!」「おいおい……この船には痴女しかいねえのかよ……orz」「続刊前提的展開もキター!!」「ひぃぃいいい……。三人称の地の文で『〜〜となったのだ!』とか感嘆符付けるのマジ勘弁っすわ……」……などなど「ええ、ええ……全て私が悪ぅございましたから、もう過去の黒歴史を掘り返すのやめてください!!」……と、この本自体に手を出したことにすら泣きたくなるタイトルの「チート剣士と〜」「〜ハーレム巨船」から始まり、中身で「主人公が女だらけの学園に、何故か女性しか適応出来ないものを使用出来たので一人だけ男子として入って女子に狙われまくる」という、もう何度となく見させられている様式美のような展開を扱われ、しかも最近では「逆にここまでテンプレなのは少ないんじゃないか」と思わされる、「えっと、俺の部屋は……ここか」「きゃっ! アンタ、あたしの着替えを覗くんじゃないわよ、この変態!」「うわっ、ごめん! 部屋番号間違えた!」「謝っても許さないわよ! あたしと勝負しなさい! 男なんてけちょんけちょんにしてやるわ!」「仕方ねえな……。じゃあ、俺がこれまでに鍛えてきた『アレ』を使わせてもらうぜ!」→勝負は主人公の勝ちor「なんで斬らないのよ!」「だって、女を斬る趣味はないからな」「――っ! (トゥンク……)」→「参ったな、○○は苦手なんだが……」「フン、教えてあげるわ。べ、別にアンタのためなんかじゃないんだからねっ!!」……という、一昔前のツンデレを魅せるための展開を披露し、更には突っ込みどころ満載な展開なので、四方八方から殴りたくなるサンドバッグのようです。
もうこれ、正直私の手には余りますわ……。普通に楽しめた読者の方々はエライ!

 ネタバレあらすじー。
 海人、美咲の様子を見に、停泊していた蒼海潜姫の船に。船内で迷っているとそのまま乗せられて海に出たので陸に帰れない。そうしていると蒼海潜姫たちに見つかったので学船長の元に行かされて、美咲と合流。何故か男なのに『蒼海潜姫』の素質があり、この日本代表の蒼海潜姫たちのトップクラスの実力者の伊古奈姫乃(いこな ひめの)の着替えを見てしまったので、八つ当たりという名の喧嘩を売られたので買う。『水無月流剣術(みなづきりゅうけんじゅつ)』というものを究めた海人に姫乃の攻撃は最初の一発しか当たらなかった。そして最後まで海人に手加減された姫乃は負けを認めて、ツンデレのデレ期になる。→訓練でマリア・デルフォーレというイタリア人とのハーフの美少女にまたしても喧嘩を売られ、それが何故か学園の乙女たちの間で「海人くんに勝ったら付き合ってもらえる!」ということになっていた。最初は別にそんなことは考えていなかったマリアは訓練中に海人を襲いに掛かるが、易々と躱されたので悔しがる。海人はそんなマリアに「俺たち、友達になろうぜ」と言うが、マリアは「わたしの父はマフィアのボスだったから、それを知ったらこれまでにいた友人たちも逃げてしまったから友情なんて信じない。あまつさえ、いまは母のいる日本に行かされた。だからわたしは要らない子なんだ」「ちょっと違うと思うぜ。きっとマリアの父さんは、マリアとお母さんを安全にさせるために日本に来させたんだろう」……と、最初の友達の部分は耳垢が詰まってでもいたかのようにスルー。でもそれでマリアも陥落。→次に蒼海潜姫同士の演習があり、海人、美咲、マリア、姫乃……でチームを組む。その部隊の名前は『神舞(かみまい)』。「それぞれの名前から取ったんだー」と美咲は言うが、姫乃だけ何故か「苗字である伊古奈の『い』」という差別的環境。それに対抗するは、日本代表を多く持っている『海騎士(うみきし)』チーム。特に姫乃ぐらいに強い白兎麗華(しろうさぎ れいか)という女子の着替えを覗いてしまい、押し倒してうっかりとキスまでしてしまう。→そして演習訓練当日。『海底迷宮に隠した宝箱を先に持って帰ったチームの勝利!』というルールの下、海人の判断が戦況を大きく左右して美咲が宝箱を見つけるも、そこにエリスというロリ系銀髪少女が。エリスは自分のことを『輪廻戦姫(フェニクス)』と名乗り、海人たちを攻撃してくる。麗華がやられて空気飴を口から出してしまったのには、拒否する麗華を海人はマウス・トゥ・マウスで自分の飴を渡す。そして剣を抜き、水無月流剣術でエリスを仕留めて「悪いな。経穴を突かせてもらった。おまえの腕は二度と動かねーぜ。で、うちの両親が死んだ時の研究所とおまえらはどう関係してるんだ?」「くっそ〜! お姉さまの元に帰るの〜!」「……良かった。実は、『二度と』の部分はハッタリだったからな。一時的に動かないだけなんだ。しかし、俺の父さん母さんたちが死んだのは、事故じゃなかったのか……?」……と、もうラストなのに伏線をドッカンドッカンと出してくる。→みんなで無事に船に帰り、麗華もデレて『蒼海の覇者』という称号を海人に渡してくる。そして実は……というかやっぱり、海人が船に乗ってこうなるように仕組んだのは、全部海人のことが好きな美咲の所為でした☆

 ……あー、かなり久々に、読むのに疲れた本でしたわ……。これでとりあえず1巻は終わりです(ナンバリングされてないけど)。
もうね、目が滑るったら……滑るったら……。
 ところで女の醜さ(?)なのか良さ(?)を教えてくれた161P……。
なんで海人の手が胸や下腹に当たったことで嬌声を上げる度に女子たちは「私にも触って!」と声高らかになった。
……なの? ちょい、待って、待って、待ってくれよ……。普通、そんなのは痴女だからな? あー……、この作者は「1990年に生まれて福岡在住」と折り返しに書いているんですが、もしかして25歳(これを出したのは去年なので実質24歳ですが)で童て……げふんげふん……なのでしょうか? そうだとしたら、現在住んでいる博多の夜の街をもっと見てくるといいと思うよ!(余計なお世話)
 そんであのさ、主人公って作中で何度も何度も「俺は海でも戦えるようにしてきたからな!」「大丈夫だ。俺は空気飴が無くても五分ぐらいは息継ぎなしでイケるからさ」とか、「海の中でも強い俺! アピール」をしてきましたよね……?
それならなんで、船が出たのに気付くのと同時に海に飛び込んで、自力で泳いで陸に帰らなかったの?
ここのところが最高に最後までもやもやを引っ張ってくれて、私のSAN値を削って行ってくれましたね。
 あと、イラスト担当のパセリさん……金もらって絵を描いているプロならプロらしい仕事しろや(半ギレ加減で)。表紙はちょっとだけいいかも(ただし、女の子のみに限る。海人の体格のデッサンをどうにかしろや)しれませんが……中身のカラーはもれなくみんなレイプ目で手抜き。モノクロイラストはマジで「金返せ」レベル
プロなのにおかしいなあ……。デビュー直後に電撃文庫やGA文庫で見た時の方がまだ頑張ってましたよ? 順当に売れて行ったから、甘い汁を吸い過ぎたのか?

 さて、後書きでは「またお目に掛かれたら幸いです!」とありましたが……二度と買うことはないでしょうね、クソが。
ついでにこの本で変な耐性が出来たのですが、他の作者さんの他のレーベルのラノベでも、イラストはパセリさんが担当してるとわかった時も敬遠しそうです。
星1つ★☆☆☆☆の地雷だよ!!
posted by mukudori at 23:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | HJ文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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