2014年11月26日

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2/大森 藤ノ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2 (GA文庫)ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 2 (GA文庫)
大森 藤ノ ヤスダスズヒト

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これは、少年が歩み、女神が記す、『眷属の物語』。

 ベルがなんとエイナと買い物デート!? そこでは何故かヘスティアもバイトしていたりしていて!? またベルと少女たちの新たな出会いが始まる――。100万部突破! アニメ化決定の、GA文庫の超人気作の第2巻!


 面白かった!
 正直、1巻の時は「なかなか面白いけど、『大賞』を獲るまでではない、普通のファンタジーかな……」と思っていたんですが、この巻で一気に面白くなりましたね。2ヶ月連続刊行でしたし、もしやGA大賞に送られてきたのって、ここまでだったりします? それだとかなり分厚いんですが……。
 あ、ついでに言っておくと、このタイトルはむしろ「ダンジョンじゃなくっても出会いは待ってます」にしたらどうでしょうか?(笑) 主人公、ジゴロ過ぎるわww きっと普通なら見えないステータスとして、魅力値がカンストしてるんでしょうねw

 ネタバレあらすじー。
 主人公・ベル、受付嬢のエイナさんと買い物デートで装備品を買ったり。そこの店ではヘスティアがバイトをしていてちょっと修羅場に。→フレイヤが「ああ、あの子(ベル)が欲しいわ……」と言って『魔導書(グリモア)』を作って、ベルがよく行く食堂酒場の前に置いておく。ベルは小さいホビット系の少女が裏道で絡まれているのを助けたけど少女には逃げられる。その後、その時の子だと思って話し掛けられたのはリリルカ・アーデ(リリ)という【ソーマ・ファミリア】所属の、ホビットではなくて半獣人のサポーター(荷物持ち)の少女だった。「お兄さん、私を雇いませんか?」と言われたので試しに雇ってみると、リリはベルが狩るモンスターからテキパキと魔石を抉ってくれるので、非常に役立ったし、ピンチの時には魔剣から魔法を使って助けてくれたので、ベルは【ソーマ・ファミリア】がきな臭いということも知らされたが、もうリリのことを信頼していた。→ある日、食堂に行ってベルのことが好きなウェイトレスさんのシルに「何か読書しようと思うんですけど、オススメはありますか?」「あら、それならこの前、うちの店の前に置かれていた、誰かの忘れものですけど、どうですか?」と言われたのでそれを借りることに。もちろんそれは、フレイヤが作った魔導書。ベルはそれを読んで行くと、いつの間にか眠っていて、しかも自分が分厚いそれを完読したことに驚く。その後でヘスティアにパラメータの更新をしてもらうと、「ベルくん、君に魔法が発現しているよ……!」「本当ですか!?」と『ファイアボルト』という攻撃魔法が出て来ていたので喜ぶ。その時に魔導書をヘスティアに見せると、「ベルくん! これは『魔導書』だよ! 読むだけで魔法が使えるようになるんだ! ……でも効果は一回だけだけどね。神クラスじゃないと作れないのに、誰がこんなものを!?」「えっ、なら僕、これを忘れた人に悪いことしちゃいましたね! 返す時に謝ってきます!」とは言いつつも、初めての魔法が嬉しくて、ベルはさっそくダンジョンに潜るとファイアボルトを連発してモンスターを倒す。だが調子に乗り過ぎて、途中で失神して倒れる。そこにダンジョンにいたアイズがやってきて、ベルを介抱する。気が付いたベルはまさか憧れのアイズに膝枕をされているのを夢だと思って、一目散に逃げた……が、アイズは気になっていたベルが起きて自分の顔を見るなり逃げ出したのでちょっと悲しい感じに。→エイナはベルに相談されていたのもあって、【ソーマ・ファミリア】の調査。【ソーマ・ファミリア】は神・ソーマの『失敗作』(でも、人間にとってはかなり美味しい)の酒を売っては市場に流して稼いでいたり、麻薬のような味わいのその酒を褒美にすることで人員を増やしている……という話を掴む。そこでエイナは【ソーマ・ファミリア】のメンバーたちが、ベルのことを噂しているのが耳に入って、ちょうど一緒にいたアイズに「いま、何かに巻き込まれているベルを守ってやって欲しい」と頼み込む。→その時のベルとリリはリリの提案で「ベルさまはもうかなりお強いですから、もうちょっとダンジョンの深部に行きましょう!」と言われて10階まで下りることに。そこでリリからは新しい剣を渡されて、『ヘスティア・ナイフ』は一先ず仕舞う。10階では巨大なオークたちが襲ってきたので、なんとか倒すも……周りに『モンスターおびき寄せ肉』が撒かれていたので、次々に出てくるオークたち。逃げようとしてリリに声を掛けるも、リリは見当たらず、ベルが心配する。しかし、オークを相手にして、自分のプロテクターに仕舞っていたヘスティア・ナイフを取り落すと、それを隠れていたリリが拾って、「さようなら。あなたは良い人過ぎましたね、ベルさま。もう会うことは無いでしょうね」と言って裏切った。リリが呪文を唱えると、その尻尾や獣耳は消えて、普通のホビットの少女に。最初に襲われていたのも、『シンダー・エラ』というこの変身魔法を使って騙していた冒険者だったのだ。リリは【ソーマ・ファミリア】にいた両親から産まれたために、最初から【ソーマ・ファミリア】の一員であり、美酒・ソーマの魅力に憑りつかれていた。だがサポーターとして働くも、冒険者たちにいびられるので逃げ出して普通の生活をしようと思っていたが、すぐに連れ戻されて財布代わりとして使われる。そんな生活に嫌気が差したのでリリは逆に自分がいじめてきた冒険者たちを嵌めることに決めた。……でも、ベルが与えてくれた温かさは忘れがたいものだった。しかしベルから逃げる7階のところで、前に絡んできた冒険者たちが待ち伏せをしていて、リリは攻撃をされる。だが冒険者たちでも仲間割れをしていて、リリは身ぐるみ剥がされた後でも更におびき寄せられたモンスターの囮にされて、置いて行かれてピンチなところに――ベルがやってくる。ベルは、「君が、女の子だから助けなきゃ、って」「でもっ! リリはベルさまを裏切ったんですよ!?」「うーん、いわば、『リリだから』、かな?」と言ってきて、リリが最後まで隠していたヘスティア・ナイフを渡され、ファイアボルトとヘスティア・ナイフで集まってきていた30匹以上のキラーアントたちを蹂躙した。→その後、リリの宿にも【ソーマ・ファミリア】でもリリの音沙汰は無い――と思っていたが、二日後の広場で出会った、ホビットの少女。立ち止まって見つめ合う二人。ベルはその子に話し掛け、「半人前な僕と一緒にダンジョンに行ってくれませんか?」と告げると、笑顔で「喜んで!」と言われたのだった。

 いいよいいよー。
なんか今回はテンポ良くって、結構速く読めた気もしますし!(でも更新は遅れてすみません)
 あと、やっぱカバーの手触り……イイ!!
 でも、あんなにリリが「もうこのファミリアから出たい! そのためにお金を稼がなきゃ!」と思っていた、【ソーマ・ファミリア】のことが最後でも濁されたのが残念ですね。あと、リリの戦利品を奪って行ったやつらにも、何か罰が欲しかったなあ……。
個人的には、事情を知ったヘスティアがソーマに頼む……とかして欲しかったのですが。その辺は今後明かされるのでしょうかね?

 まあそんな細かいこともありつつも、今回は面白くってページをめくる手が止まらなかったので星5つ★★★★★ですね。超オススメです!

posted by mukudori at 02:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | GA文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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