2014年11月16日

男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (2) ―Time to Play― (下)/時雨沢 恵一

男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (2) ―Time to Play― (下) (電撃文庫)男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 (2) ―Time to Play― (下) (電撃文庫)
時雨沢 恵一 黒星 紅白

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ついに、首絞めの真相が明らかに!?

 似鳥に首を絞められている『僕』は、どうしてこんな風になったのだろう? 似鳥は泣きながら首を絞めている。薄れる意識の中で僕は――。なんだかわかるようなわからないような、首絞め物語、ついに下巻!


 ……ごめん、よくわかんねえわ似鳥の心境……。
上巻ではかなり酷評しましたが、声優でも作家でもない自分が、そこまで『キャラクター』というものに執着していなかった所為もあるのでしょうが、下巻を読んでもあんまり納得が行きませんでした。現在出ている3巻も読めば納得行くのでしょうかね?

 ネタバレあらすじー。めっちゃ短いよ!
 似鳥は実はステラ・ハミルトンという金髪・オッドアイ・ハーフの少女だった。それも、昔に主人公の書いたラノベに感動して、アメリカから「このお話を読んで、元気になりました!」というファンレターをくれた人間。→『ヴァイス・ヴァーサ』の次の巻で似鳥が演じるホムンクルスのミークはあっさりと死ぬ予定。その原稿をこっそり読んで激昂した似鳥に首を絞められた主人公。だが車掌さんに発見されてあやうく死ぬ寸前で助けられるが、似鳥を庇うために「俺たち、首絞めプレイをしてたんでーす☆ 落ちる瞬間、超気持ちいいから☆」と馬鹿っぽく嘘を吐く。→その日から主人公を避けている似鳥のために、主人公は高校の『朗読』の時間で「これは僕の好きなライトノベルの隠れたお話なのですが〜」と、突貫で仕上げた話を持ってきて、似鳥が同じクラスにいる時に朗読する。その内容は、あっさりと死んでしまったミークの死を劇中劇の主人公やミークの主人が悼んでいる、といったもの。それで似鳥は元気を出して、主人公も似鳥の正体に気付いたようで、「貸しにしとくぜ、ステラ!」と似鳥に言うと、似鳥は泣いた。その後、クラスメイトの女子に「この前の朗読のお話、面白かった! 私、実はその作品のファンなんだー!」と言われてありがたいと思いつつも、似鳥以外には作家ということを隠している主人公は、困ったのだった。→続くらしい。

 うん、私が上巻の時に指摘した「なんで似鳥はこんなに日本語が不自由なんだ?」とか「時系列よくわかんねえ」「つか、上巻だけではわかんないこと多過ぎ」などといったことにはフォローがされていますね。
 でも『それだけ』です。
これなら分割の二巻構成にしなくても、ちょっと分厚く……いっそ、川上先生の鈍器GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (1)上 (電撃文庫) -
GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (1)上 (電撃文庫) - みたいにしてくれても良かったのよ……? ちょいとお高くても、時雨沢先生の作品ですから、たぶん固定ファンは買ったでしょうし。
 あとこれは突っ込んでいいのか悪いのか……今巻の表紙って、おそらく左がミークで右が似鳥ですよね?
作中で何度も「ミークは左目がイエローで右目がワインレッドのオッドアイ」と出てきているのですが、どう見ても「左がオレンジで右がグリーン」ですよね……。
黒星紅白さんの設定ぶっちぎり根性すげえww でもこれを許可したなら、時雨沢先生の考えることは高尚過ぎてわからない……というのがなんとなく私の心境です。あ、時雨沢先生、「著者校閲の大切さを伝えるために、わざと間違えさせてやったんだよ!」というお気持ちでしたら、ファンだったのにそれを汲めずに申し訳ないです><
 あ、上巻では「電撃大賞に応募する人にオススメです!」とか書きましたが、今巻は「小説家を目指す人にはプチトリビア満載でオススメだよ!」とでも言っておきます(笑)。

 伏線回収はお見事。ファンレターをくれたステラのことなんて忘れてましたしねw 私がもっと短期間にて怒涛のごとく続けて読めばもっと良かったのかもしれませんが……星3つ★★★☆☆かな。普通評価です。

posted by mukudori at 02:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 電撃文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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