2014年10月03日

変態王子と笑わない猫。8/さがら 総

 半月以上も放置とか……マジすみませんっ!!
まあいろいろあったのですが……ぐだぐだと言い訳はしませんが、「サーセンっしたぁっっ!!」……とだけ謝らせてください。
私だったら好きなサイトやブログの管理人さんによる放置プレイ(月一更新だけど、日は決まっていない更新をする管理人さんだとか)はあまり好きではないので、前回の更新から今日までに、もし毎日当サイトに通ってくださっているような奇特なお方がいらっしゃったら、もうなんと言ったらいいのか……。前回の更新からカウンターがかなり回っているのを見て、もう、もう……申し訳ありませぬ!
 とりあえず落ち着いたので、また週一ぐらいな不定期曜日更新に戻ります(予定)ので、見捨てないでやってください……。
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さがら 総 カントク

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「――結婚しよ?」

月子ちゃんの誕生日がやってきた。家族、友達、部活仲間――そして、ぼく。部長(引退しても部長は部長だ)の大学受験のことも心配しながら、女子たちの気持ちに気付き始めたぼくは、戸惑いながらも周囲の女子たちを助けて行ってあげようと思った。しかし、また猫像が現れて、ぼくが願ったことは――!? 


 うむ……今回も面白かった!
 あれだね。さがら先生は塾講師をされているだけあって、言葉選びのセンスがもう天才的! 語彙がパネェ!!
横寺の一人称な小説なのですが、本当にこんな柔軟且つウィットに富んだ思考を持っている高校二年生だったら、横寺はかなり成績が良いはずですよ。これまでに横寺の成績って作中で言及されたっけ?
 あと……これ、公共の場で読むもんじゃねえなwww いや、タイトルからしてアレなんですがねw
病院で読んだのですが、カラーピンナップを広げたら、表の小豆はいいのですが、めくった裏の月子は……オイ、ちょっと待て!ww あの時に看護師さんに見られまいと、焦ってピンナップを元通りに収納した私はおそらくウサイン・ボルト選手並みの反応速度でしたよw

 ネタバレあらすじー。
 月子の誕生日パーティのために、部長や横寺や小豆や部活仲間のみんなでサプライズを仕掛けて、一応月子は喜んでくれる。そこで部長が「私からのプレゼントは、月子が一番欲しいものだぞ!」「ああ、姉さんの大学合格通知ですね? ならください。いますぐください。さあ、さあ」と言われて、部長お手製の「私を一日好きに出来る券」は引っ込められる。→学校では3年生が引退したので(それまでは部長がいたのでどこの部も陸上部には逆らえなかった)、いろいろと運動系の部活同士で軋轢が浮かんできていて、野球部が毎日のように陸上部の方にボールを投げてくるのにマイマイが切れて怒っていると、野球部のゴリラ野郎が出て来て喧嘩になり、後日のマラソン大会で勝負して、部活の優劣を付けることに。そして横寺はエミの父親に呼び出されて、神社に。そこで猫像を出されて、「君の願いはなんだい?」と言われたので「ぼくは……みんなを助けたいんだ……」と、心の中で思うと、エミパパはいなくなっていて、神社には横寺だけが立っていた。その後で、すぐに横寺はファミレスで勉強をしている部長に会いに行って、「部長、大学に受かるのも大事ですが、人生はまだいろいろ素敵なイベントがありますよ! ぼくの弟のことなんて忘れさせてあげます! つまり――結婚、しよ?」と言って部長を落とす。次の日からはもう、女子のピンチにも男子の窮地にも……みんなの困っているところに出くわす度に、横寺は粉骨砕身の精神で助けに入って人気者に。だが、小豆との美術館デートの時に「あー、この国立西洋美術館のロダンの門……なんだっけ、『絶望』とか『希望』とかいう厨二病的な文章が付いていたような……。ここで思い出せて言えたらカッコいいぞ、ぼく!」と思うと同時に自分の意識が切れて、次に目覚めた時には小豆が「ふふっ、美術館でこんなに楽しんだの久しぶりよ! 今日の横寺はなんだかいつもと違ってて……」と満足していたことで、本格的に自分が二重人格になっていることに気付いてしまった。→翌日の学校がある日だが、熱が出ていて動けないので休むと、月子が見舞いに来てくれる。そうして横寺は自分にも姉がいて、いまは病院に入院していて、両親も忙しいので自分は基本的に一人ぼっち……ということを明かす。そして月子は横寺の世話をしてくれて、お風呂サービスシーンなんかもあったりしつつ、「わたしのようとくん≠ヘそこまで頑張らなくてもいいのですよ」と言ってくれた。→マラソン大会当日。そこではスタートと同時にゴリラ野郎が躓いて、土手に落ちて行った。横寺も走ろうとするが、「なんでみんな、平然とこのゴリラを助けもせずに無視してるんだ? 何かおかしくないか?」と思った横寺は土手に降りて、足首を捻挫したゴリラ野郎に手を差し出すと――ようやく、『もう一人のぼく』と融合することが出来た。そしてマラソン大会での勝負のことは無しに。→部長の国立大学前期試験の日に見送ると、「さあて、バージンロードを歩くのが楽しみだな」「はい、さようなら、横寺姓……こんにちは、筒隠姓。次巻から、『既婚王子と笑わない妹』が始まります……」「……なーんてな。冗談だよ、横寺」「えっ、ぼくのジョークだってわかってくれたんですか!?」「もちろんだ。それとな、私はもう部長ではないので……『お姉さん』、と呼ぶがいい」と意味深なことを言われる。そこにはエミもいて、「みんな、月子お姉ちゃんの誕生日パーティの後で出会った、あの変なパーカーの人のこと、気付いてないのー? あれは……」と更に気になることを言ったのだった。

 くっそぉ……こんなに気になる引きで、「次巻に続く」かよ!
 それとさがら先生、ごめんなさい……。
193Pの「温かくした布団の中で汗をどくどく射出すれば〜」のところを、「どくどくと射精すれば〜」と読んでしまって、「ほう! ある意味、理に適っていつつも斬新な風邪の治し方だな!」と思った私は穢れています。このブログに来る者、一切の希望を捨てよ! ……下ネタでサーセンw
 そんでもって話中で、「知り合いの話だけど……塾の講師をしてるその人は、スーパーで教え子に会って話ついでに買い物に付き合っていたら、生徒の買い物の中に赤ちゃんのおむつがあって、それを買っていたら、翌日校舎長に呼び出されて、『おいおい、赤ん坊が出来ちゃったのかい?』と笑っていない目で言われた……っていう話があってね」とかあってwww それ、おそらく100パーセント、さがら先生の実話ですよね?w
 更には、「ねえ、横寺! 西洋画の画家さんは好きかしら?」「うん、カントクさんとか特に大好きだよ!」「? 監督さんじゃあなくって、絵描きさんのことなんだけど……。でね、美術館のチケットがあるんだけど〜」と、おいおーい!! なんだか、「のうりん」を思い出したメタネタでしたw
 後書きでカントクさんが「2ヶ月のうちに2回も入院したので、この巻のイラストのほとんどは病院で描きました〜」とか書いてますけど、えっ、大丈夫なの!? でもクオリティも枚数も減っていないのはすごい! アスタリスクのokiuraさんといい、最近のMFってなんだか文庫の延期→延期→延期……からの、ついに「発売未定」やら「刊行予定から名前が消える」やら……ちょいと不安ですねー。

 今回も面白かった! 星5つ★★★★★! 超オススメです!

posted by mukudori at 20:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | MF文庫J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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