2014年08月15日

ワールドトリガー/葦原 大介

 お盆連続更新最終日!
今日は久しぶりに超オススメな漫画の紹介だ!
ワールドトリガー 1 (ジャンプコミックス)ワールドトリガー 1 (ジャンプコミックス)
葦原 大介

集英社 2013-07-04
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それは世界の引き金

4年前、三門市(みかどし)に突如黒い異界からのゲートが現れた。そこから出て来た怪物……『近界民(ネイバー)』による被害は甚大。だがその場に数人の武器を持った人間たちが現れる。彼らは自分たちを「我々はこの日のために力を蓄えてきた」と言い、近界民たちを撃退。以後、三門市には大きな『ボーダー』という組織の本部を作り、違う惑星がこちらの世界に寄って来てそこの近界民が、『トリオン』と呼ばれる人間に備わっている隠れた力の器官を抜き取ったり、トリオン能力が高い人間を攫うためのトリオン兵を送る時に、出来るだけそのボーダー本部の近くにゲートが開くように設定したり、近界民相手の戦闘員となる若き隊員を育成したりしている。中学三年生の三雲修(みくも おさむ)が12月に自分のクラス転校してきて出会ったのは白髪の小さな男子、空閑遊真(くが ゆうま)。二人で不良に連れられて警戒区域に入っていると、ゲートが開いてトリオン兵が現れる。実はボーダーのC級隊員だった修が『トリガー』という武器を出して不良たちを助けるも、自分がピンチになったところに変身した遊真が。戦闘後に遊真が「おれはこの世界の人間じゃない。お前らで言うところの近界民だな」と言ってきて――!? 10月からアニメも開始する、週刊少年ジャンプ連載中の人気作!!


 さて、感想……というか、布教を。
いいから黙って買って読め!!
 いや、実はこの作者のことは前作の「リリエンタール」賢い犬リリエンタール  1 (ジャンプコミックス) -
賢い犬リリエンタール 1 (ジャンプコミックス) - の時から、3話(だったかな?)でリリエンタールが姉のてつ子の嫌がらせで段ボールとタオルだけのベッドを作ってもらったら「ここがわたしの寝床ですか!? ふわふわですな! ふっわふわ!! ……ここに来る前までは石の床でしたので……」泣かせることを言いやがったので、それ以降熟読し始めたのですが……4巻打ち切り。うん、まあ……「あんこくまじん編」とかあんまりファンな目線でも面白くなかったしね……。でもアキラとうちゅうねこが初めて出会う回とか面白かったなあ。
 そして作者の葦原先生をウィキペディアで調べたら「東京出身の岡山育ち」と書かれていたので、地元びいきな私としては「なにぃ!?」と驚きつつもリリエンタールの単行本全部購入して保存。あー、どこの高校出身なのか教えてくれないかなあ。もちろん、作陽出身の岸本先生の「NARUTO」も好きですし、矢吹先生も好き。「ToLOVEる」は最高です。でも最近の「NARUTO」はちょっと展開を引き伸ばしすぎだ……orz 早くこの戦いを終わらせて、ナルトVSサスケで「「どっちが火影になるか勝負だってばよ!!」」ってやってくれ。この前まで電撃文庫作家の成田先生と組んでジャンプで連載してた、天野洋一先生も好き。だが「無刀ブラック」の作者よ……アンタはもうちょっと頑張れ。NEXTに載せられていた新作(「アラトラマン」ってタイトルだったっけ?)は結構面白い話だったよ。
そして普通にジャンプからしばし離れていたら……なんと、いつの間にか葦原先生が新作連載をしていたことに気付く(笑)。その時は単行本も2巻まで出ていたので急いで集め、「こっちはコミックス2巻までしか持ってねーから内容知らないのに、何この実力派エリートが活躍してるカッコいい戦略バトル!!」って思いながらもジャンプを再講読。

 内容はラノベみたいに「ネタバレあらすじー」ってやりたくても、連載中なので細かいことは後で覆されたりする展開が有り得るために上手く説明出来ないので、ご勘弁を。
まあ、このレビューを読んで、ちょっとでも興味を持たれたらコミックスを買ってください。漫喫で4巻まで読んで、後から集めるのもアリ。ええ、最低でも4巻まで読んでください。そこまでがもう長い序盤ですから(笑)。
 ちな、最新の7巻は9月4日に発売。8巻はアニメの放映と同時になるように、連続して10月に発売です。

 まー、簡単な主要キャラ説明とストーリーの筋説明ぐらいはやっておきましょう。
・空閑遊真……白い頭の15歳。一応父親は人間だが、地球にはこの度初めてきたので自分のことを近界民だと言っている。いろんな惑星で少年兵士として戦ってきたが、強い敵に遭って瀕死になったところを父親が命を懸けて残した『黒(ブラック)トリガー』で命を長らえた。嘘を見抜くサイドエフェクト(トリオン能力の高い人間が持っている、超能力みたいなものです)があり、口癖は「おまえ、つまんないウソつくね」。大抵の人間はこれをやられると驚く。普通のトリガーでも強い。修の勧めでボーダーに入隊。所属はB級に上がった修が隊長の三雲隊に。
・三雲修……冷や汗掻きメガネな中三。大人びたところもあるが、口癖(?)は「なっ……!」と、なんでも驚くこと。家庭教師の大学生の先生が近界民によって攫われたっぽいので、その先生の妹を守るためにボーダーに入隊。基本は弱いが、いざという時には頭脳を発揮した戦いを見せる。
・雨取千佳(あまとり ちか)……トリオン能力がものすごく高い、中学二年生のロリっ子。なのでトリオン兵によく狙われる。前述した修の家庭教師の先生の妹。小学校のころにも仲の良かった友達がいきなりいなくなったので、それからなんでも一人で抱え込もうとするように。修と遊真の勧めでボーダーに入隊。所属は三雲隊。
・迅悠一(じん ゆういち)……ボーダー設立当初からいる古参の「実力派エリート」と自称しちゃう19歳。師匠だった最上(もがみ)さんが遺した黒トリガーの『風刃』を持っているが、遊真をボーダーに入れる際に「近界民をボーダーに入れられるか!」という上層部の反対を押し切って、ボーダーA級の上位部隊を相手にして倒し、「代わりにこっちからはこの風刃を渡すから、見逃してよ」と言って遊真のことを気遣う。黒トリガー持ちは自動的に部隊に所属しない単独行動のS級になるが、風刃を手放したのでA級に。出会った人間の未来が視えるサイドエフェクトを持つ。
 ……以上の4人が、公式で言われている「主人公たち」です。

 こうして
 遊真と修の出会い。→遊真と千佳をボーダーに入れるようにする。→ボーダーの仲間内で「近界民の遊真が入隊」することへの妨害に遭ったので、迅が暗躍してこっそり処理。→近くに『大規模侵攻』が予定されていることを迅の予知で知る。→『アフトクラトル』という13本も黒トリガーを持っている惑星の精鋭部隊(攻めてきた6人中の4人が黒トリガー持ち)が攻めてきて、トリオン能力の高い千佳が狙われるのを修たちが守る。迅の予知では、「最悪の未来ではメガネくん(修のこと)が死んで千佳ちゃんが攫われる!」と言われていて、その「最悪の未来」を避けようとするが、なかなか未来は違う方向に転がってくれない。→ついに直々に千佳を捕まえようと、アフトクラトルの部隊の隊長であるハイレインが襲ってきて、修&千佳大ピンチ。(イマココ)
 ……かなりはしょりましたが、こんな感じです。

 いやあ、迅さんがいいんですよね。確実に自分が死ぬ未来も知っているからこその、あの落ち着きっぷり。
けど脇キャラもいい! 特にA級三位隊長の風間(かざま)さんとA級一位隊長の太刀川(たちかわ)さんにボーダー玉狛(たまこま)支部の小南(こなみ)先輩。強くてクールだけど身長158cmやら、激強いけど大学の単位がヤバいやら、強くて可愛いけどうっかり騙されやすい女子……とかね(笑)。
それらを知るためには単行本を買ったら、カバーを外しましょう。カバーを外しましょう。大事なことなので二回言いました。電子書籍版だと、あの充実したオマケが無いと思うので、買われるなら紙本版の方を推奨です。

 ただ、苦言もあります。
 連載期間が一年ちょいなのに……これまでに連載を3回も休載。まあこれは事故での骨折やら、インフルエンザやらなので理解出来るのですが……それでもジャンプの連載陣としては、もう特例措置になっている「ワンピース」の作者並みに多いですよね。
 そして……キャラが多い上に作画が淡白なので、初見の人にはキャラの見分けが付かないこともある。連載一周年記念の人気投票では80人以上紹介されてましたからね!w
コミックスを買ってるぐらいのファンだったらすぐ「ああ、前に名前だけ出てたあいつか!」とわかるのですが……この辺が一見さんには入りづらい理由かな?
でも前に「バクマン。」の作中ラストで主人公たちの渾身の力でジャンプの人気作品になった「リバーシ」をモブキャラに「これ面白いぜ! 単行本も6巻までだから、集めやすいし!」ある意味自虐のような言葉を言っていましたが、今回はそれに乗っかりましょう。
単行本、いま6巻までだから集めやすいよ!! ……(笑)。
ちなみに4、5巻の初版にはオマケにペーパーが付いていますので、近くの本屋さんにあったら集めておかれるといいと思います。一応、2、3巻もオマケのペーパーがあるんですけど、一部の書店さんだけに付いているそうです。

 読み込めば読み込むほどに味が出るスルメみたいな感じの作品です。
もちろん星5つ★★★★★の超オススメ作品です! 単行本、いま6巻までだから集めやすいよ!(念のためにもう一度)

posted by mukudori at 23:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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