2014年06月28日

俺、ツインテールになります。02/水沢 夢

俺、ツインテールになります。2 (ガガガ文庫) (ガガガ文庫)
水沢 夢 春日 歩

小学館 2012-11-20
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巨乳属性VS貧乳属性

 今日もツインテイルズは大活躍。1巻の最後の引きの時の「スク水属性」なタイガギルティも倒した。だが、ある日新しいアルティメギルの怪人を倒すと、「巨乳属性(ラージバスト)」な属性玉を落としてきて!? ひんにゅ……ごほんごほん。すこーし、胸が小さいことを気にしている愛香がそれを拾って、トゥアールに「これで巨乳属性を持つ、新しいテイルリングを作ってよ!」と頼み込み!? そしてとうとう、神堂慧理那会長にツインテイルズの正体が……!? 物語が動き出す、第2巻!


 あー、面白い!!
くそっ、これはもう「面白すぎるぜ卑怯者!」って言っていいレベル!
基本的に総二の一人称で語られる物語の、キャラの掛け合いや軽快さや突っ込みなどがたまらないんですよ! さらに、そこに彩(いろどり)を与えてくれる春日先生の美麗や怪人の細やかなイラスト! ぶっちゃけ、GA文庫から出てる「春日歩イラストレーションズ」春日歩イラストレーションズ (GA文庫) -
春日歩イラストレーションズ (GA文庫) - 買いましたからね! しかも限定版! 岡山のアニメイトでは売り切れてたから、かといってヤフオクで競って大金出すのも嫌なんで、消費税が上がる前に近郊のアニメイト全てに連絡して、唯一在庫が残っている広島のアニメイトに電話で頼んで、岡山のアニメイトに配送してもらったり……(笑)。んー、でも岡山のアニメイトには原付で行ったんですが、表口も裏口も自転車置き場が無いのが面倒ですねー。結局、表町にあるチェーンを付ける有料駐輪場に預けましたよ。
いや、でもそれだけの価値はありましたよ! 春日先生のイラスト好きにはすっごく満足出来る内容なので、みなさんも通常版でもいいから買うとよろしいかと思います!

 おっと、春日先生と岡山市の表町の話に逸れそうになるので、ネタバレあらすじー。
 怪人を倒して、『巨乳属性(ラージバスト)』というエレメーラオーブをうきうきと持ち帰った愛香。そしていつもは足蹴にしているトゥアールに頼み込んで(媚びへつらって)、新しい「巨乳になれるテイルブレス」を作ってもらうことに。ついでに、トゥアールが高校に編入してきたので3人で「ツインテール部」を作っていた。そうすると、見回りに来た神堂会長が意味深な目で総二の方を見てきた。ついでに、神堂会長のいつもの御付きのメイドの桜川尊(さくらがわ みこと)というアラサーに近い女性が、体育教師として新任。この桜川は……実は「30歳が来るまでに結婚したくてしたくてしょうがない症候群。こうなったら年下の高校生でもいい」という、ある意味病気な性質のツインテールさんだった。→そのころ、アルティメギルにはリヴァイアギルティとクラーケギルティという幹部たちが、先日(1巻)の幹部のドラグギルティがツインテイルズに倒されたことで集まっていた。だがこの二人の属性力(エレメーラ)は――リヴァイアギルティの方は『巨乳属性』で、クラーケギルティは『貧乳属性(スモールバスト)』で……相容れない存在なのだった。しかも二人は触手使い。→新しいテイルブレスが出来たが、愛香が嵌めて変身しようとしても起動しない。トゥアール曰く、「きっと、愛香さんには巨乳の才能が無いんですよ。残念でしたね。プークスクス!」と言われたので腕ひしぎ固め。そんな中、繁華街で何かのコンテストをしているところに先ほどの怪人二人が現れたので、変身してテイルレッド&テイルブルーが行くと、クラーケギルティが「おお! なんたる美しき胸の少女……。姫、心はアルティメギルに捧げましたが、私の騎士としての誓いは貴女に捧げたい!」と、愛香の極めたる貧乳属性っぷりに惚れる。でも「貧乳に反応してんじゃないわよ! こんな触手いっぱいなのはいやあああああああ!!」と愛香は嫌がり、その場ではバトルにならないまま二人は逃げる。テイルレッドたちは変身を解除して帰ろうとしたところで、神堂会長と桜川さんと出会い、正体がばれる。→それで総二の家の地下施設に案内して説明。そこで桜川さんが「私がそのテイルブレスを嵌めて、お嬢さまを守るために戦いましょう」と言うも、総二が「桜川先生だと、変身するのは無理だと思います」「何故だっ!?」「だって、桜川先生はツインテールはしてますけど、狙われなかったでしょ? でも、いままでアルティメギルに何度となく狙われてきた会長なら、おそらく……」「えっ、私にも出来ますの!?」と言って、会長が新しいテイルブレスを嵌めると、「テイル・オン!」と黄色いコスチュームで重火力系の武装をしたテイルイエローに変身出来た。しかも巨乳に。それでVSブルギルティな初陣に出るが……イエローの攻撃はへなちょこで、逆に雑魚の戦闘員が気を遣って攻撃が当たったら倒れてあげるサービスをしてくれる始末だった。なお、ブルギルティは愛香に一撃で倒されていた。→自信を失くした会長に、総二は「あなたはもっと自分のツインテールに自信を持って! それで初めてツインテールを真正面から愛することで、俺たちは強さを手に入れてるんです! 神堂会長……いや、慧理那!!」という説得&特訓のうちに、変身した愛香が山を一つばかり持ってきて「いまからこの岩(あえて山とは言わない)を投げるわ。この攻撃を躱すか壊してみせなさい。それで生き残れたら、あなたは改めて私たちの仲間よ」と言われて、会長は総二に言われたことを胸に刻み――見事、愛香の投げてくる山を高火力の銃撃で破壊して見せた。だが、それでハッピー……ではなく、慧理那に「露出狂」という属性まで芽生えてしまった。コスチュームを剥ぎ取りつつ、レッドに抱き着いているそこをスクープされて、イエローは世界的な痴女として認定される。→その後、二人で争っている場合ではない、と思ったリヴァイアギルティとクラーケギルティが手を組んで、またもツインテイルズの前に現れる。ブルーが「触手は……嫌ぁぁ……」と言っていたことを思い出して、「俺がクラーケギルティの方は担当してやるよ」と言ってレッドがクラーケギルティの方に行くも、ブルーの担当になったリヴァイアギルティは股間から太い触手を一本出すというもので、ブルーも大ピンチ。そこで戦隊もののお約束なシーンが好きな会長が「私のカッコよく出る順番はまだかしら……?」と陰で変身して見守っていた。レッドがクラーケギルティの触手に縛られてちょうどタイミングがあったそこにイエローが現れようとしたが、先に仮面ツインテール(トゥアールの仮装)が現れ、「ふっ、乳の大小など些細なことです! でも大は小を兼ねる!」と高らかに宣言して、リヴァイアギルティとクラーケギルティはその演説に聞き入ってしまう。だがその後ろでは……目を血走らせたブルーが……ブチギレた「誰が貧乳星のプリンセスじゃぼけぇええええ!!」「ひ、姫!? ご乱心はおよしください!」「お前は黙っとけえええ!!」と、巨乳派のリヴァイアギルティを素手で殴り殺そうとしていた。そしてリヴァイアギルティはクラーケギルティに「と、戦友(とも)よ……。いいか、大は小を兼ねるが、小は大を兼ねないのだ……ぐふっ!」と言い残して、ブルーの拳で倒された。ブルーもそれで力を使い果たしたので倒れる。そこにようやくイエローがやってきて、「よくも戦友を殺してくれたなぁ! いくら魅力的な貧乳とはいえ、敵に求婚などしていた私が馬鹿だったわ!!」と激昂しているクラーケギルティに相対する。クラーケギルティの触手攻撃には、テイルイエローは全て銃撃で弾き返し、ツインテールを伸ばしてドリルのように地面に突き立てて、不動の壁になる。ついでにどんどん脱ぐ。だが、クラーケギルティへのとどめは、先ほどまで地面にあったツインテールで飛翔し、「ヴォルティック・ジャッジメント」という、イエロー自身が弾丸になることで貫く必殺技だった。これで全部倒した、と思っていたら、クラーケギルティの残った二本の触手がまだ形が残っているリヴァイアギルティに接続し、リヴァイアギルティがツインテールになって復活した。しかしレッドは「貧乳とか巨乳とか、お前ら何もわかってねえな……。大きさは違っても、みんな同じ乳だろうが! 俺は――ツインテールが上結びだろうが下結びだろうが、愛せる! 何故なら――ツインテールは俺の命だからだぁあああっ!!と言って必殺の剣で斬って戦闘終了。→エピローグ。ブルーとイエローを持って帰ろうと思っていると、上から下まで真っ黒な少女が出て来た。少女は「わらわはダークグラスパー。『眼鏡属性力』での黒の戦士じゃ。あなたに憧れ、あなたを迎えに来た、トゥアールよ」と言ったのだった。

 いやあ、総二の愛香への突っ込みが本当にいいね!
「誰が貧乳星のプリンセスじゃぼけぇええええ!!」
「ひ、姫!? ご乱心はおよしください!」

の後に、地の文で
すみません、そいつ、常にご乱心されてるんで……。
敵とはいえ、一応俺は謝っておいた。

とか、
『総二さまっ! その場にいる怪人の他にも強いオーラを放っている存在がいますわ! そいつ(愛香)を倒してください!』
まったくもって、俺には無理です。トゥアール、お前のことは忘れない……。

でも愛香が一番輝いてるのは、やっぱりトゥアールとの絡みかなw
トゥアールが「トゥアルフォン」という、「大事な用件を話していても、他の人間には違う言葉に聞こえる」という携帯電話を作った時に、総二用には
「ツインテール、ツインテール(もしもし、トゥアール? 繋がってる?)」
なのに、愛香用のには
げっへっへ。アタイはビッチだから、生肉が好きなんだよぉ! 生がいいんだよ、生! 生がぁああ!(ちょっと、本当に通じてるんでしょうね?)」
というのになるのにはww それがばれた後はもちろん、トゥアールへの顔面粉砕パンチです。
 そんでもって、今巻では愛香の「触手は嫌ぁああ!」に総二が「(そっか、愛香だって女の子だもんな……)」って優しくなるところがいい!

 評価はもちろん星5つ★★★★★! 超オススメです!!
あんまり面白かったので、来週も3巻をレビューしようかな?
でも、いくらオススメ連発してても、同じのばっかりだったらみなさん飽きますよね? まあ、本当のアニメ化までには、なんとか辿り着けるぐらいのペースでレビューして行こうと思っています。

posted by mukudori at 23:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | ガガガ文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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