2012年09月02日

僕の妹は漢字が読める 03巻/かじいたかし

 最近、生意気にも頭が夏バテしてくれてやがるようです。
そのお蔭でラノベを読むのが困難で……まあ言い訳にしかならないんですが、とりあえず週一ペースでの更新は守りたいと思っていますので、みなさんどうぞよろしくお願いしまぁぁぁす!!(SW風に)
僕の妹は漢字が読める3 (HJ文庫)僕の妹は漢字が読める3 (HJ文庫)
かじいたかし 皆村春樹

ホビージャパン 2012-01-30
売り上げランキング : 163475

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


僕の妹は漢字が読めるんだ!

 ギンの元に……なんと実妹がやってきた! その子の名前はアマネコちゃん! しかもギンに好意を寄せている! ……とくれば、黙っていられないのがクロハたち! はてさて、どうなる実妹騒動!?


 うーん、今回は微妙かなー。
いや、パンチのある素材は転がっていたんですよ?
たとえば、

― ― ―
□ □ □
□ □ □
□ □ □
これ↑で「屋上で一人、反省しつつたそがれている僕」を表現したりw
 主人公とユズが一緒に20世紀の雑誌を読む時に、主人公が一人では漢字が読めないため、読者コーナーをユズに読んでもらうんですが……。
「○○先生、いつも楽しみに読んでいます。今月号ではヒロインがついに腹ボテ出産! 待ちに待った展開に興奮しました!」
「これは……?」
「赤ちゃんが産まれるところを描いているみたいです。子育て漫画ですかね。ほのぼのしてそうですよね」

とかw
「◇◇先生の描くアへ顔は史上最高です!」
「これは?」
「アサガオの誤植でしょうか。きっとお花の漫画でしょうね」

……と来て、最終的に
「子育てにお花か……女性が楽しめそうなものばかりですね! きっと女性誌なんでしょう!」
「それじゃあ本編を見て行きましょうか」
 僕たちはわくわくしながらページをめくった――。

残念ながらこの続きは描かれていませんが、これにはもう爆笑するしかないww

 ネタバレあらすじー。
 アマネコという中学生の少女が「兄様の実妹です」と主人公の元にやってくる。そして考えてみると――「おにあか」騒動の時に一度「漢字のある23世紀」になり、その後「『おにあか』の出版された23世紀」になったので、「元の23世紀」に戻った訳ではなくて微妙に世界がズレていたのだった。→話によると、古来日本の文明が保存されている「ぶんかとっく」に住んでいるアマネコちゃんは「主人公を養子に出した後、医者だったけれども上からの圧力で首になったお父様は自殺をするつもりで『最後に生巫女さんが見たい!』とのことでぶんかとっくにやってきて、神社で金持ちのおじい様を助けたところ感謝されて養子にされ、アマネコのお母様と恋に落ち、そしてアマネコを産んだ」……とのことらしい。→そして主人公に、出版社からアマネコの伝手で「あなたの原稿を出版させて下さい」とオファーが来る。主人公、クロハがすでに翻訳家として、ミルがイラストレーターとして出版を決めていたこともあり、自分も負けてないぞと鼻高々。→クロハとアマネコで主人公を取り合う。結局主人公は自分の出生のことが気になるので、アマネコの方に。アマネコの家で一晩過ごし、「へそにキッス」や「身体に書き合いっこ」をやる。→しかしミルから連絡が来て、「じじい(オオダイラ先生)に頼んで出版社に圧力を掛けさせ、にぃの本を出版出来なくさせた。それが嫌なら家に戻って来い。ねぇ(クロハ)が悲しんでいる」とのこと。→急いでクロハたちと待ち合わせることにする。場所は「ぶんかとっく」の「ぶんかのとう」。そこでクロハとミルとユズとオオダイラ先生にチョウマバヤシ博士の姿まで。なんでも、新しい脳内解析マシーン(脳内メーカーみたいなもの。見た目はヘルメット)を作ったので、果たして主人公の脳内がクロハとアマネコ、どっちに傾いているかで勝負を付けるらしい。最初は半々だったが、だんだんとアマネコの甘言によりアマネコの方が優勢になってくる。→しかしそこでやってくる、アマネコのおじい様。「ウチの孫に何してくれとんじゃ! ……お? 君はイモセ・ギンというのか。そういえば、儂が出資しておる翻訳家にイモセ・クロハというのがおったが、君の妹かね? ならばあの出版の話は無かったことにさせてもらう」と言ってくる。そこで主人公は土下座! 「悪いのは全て僕です! だからクロハの出版をさせて下さい!」と何度も脳内解析マシーンを被った頭を地面にぶつける。その時の脳内解析マシーンは、クロハ一色だった。アマネコのおじい様も心を打たれ、「大人げないことをしてしまった。約束通り、クロハ君の翻訳原稿は出版させてもらおう」とくる。→エピローグ。結局、主人公の原稿は出版詐欺の会社だったので出版されず。主人公、激落ち込みorz そしてアマネコが主人公に会おうと思ったのは、「空から降ってきた黒くて金色に光る物体がわたしにお兄様がいると教えてくれたのです」……とのこと。それを主人公は「もしかして、我が家に黒ストを愛するように告げた、パンス党員の使者じゃないか!?」と推理。でも「なーんてね」と流される。その夜、クロハと主人公が一緒にいる。そこでクロハが――「今回のことでわかったことがあるの。なんにもしないままだったら奪われてしまうことがある。お兄ちゃん、私、お兄ちゃんのことが好――」ここで終わり。

 ということで、今回はちょっと微妙です。
でも章の間に挟まれた小ネタが面白かった!
「ぶんげいっこ」の新刊が出た。今回の特集はオオダイラ先生が古語を現代文に訳すというものだ。
《処女》……当たり前のこと。そうでならなくてはいけないこと。
用例:「日本人なら、日本の法律を守るのは処女だろう」
《子ども会》……つい、ふらっと参加してしまうこと。
用例:「出版社のパーティ、出る予定がなかったのについ子ども会してしまったよ」
《小学校》……楽園。
用例:グアムは南海の小学校と言われているね。

ww
 その辺が面白かったので、今回は大筋の話は微妙でしたけど少し繰り上げて星3つ★★★☆☆で。

posted by mukudori at 17:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | HJ文庫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。