2011年06月08日

エレGY/泉 和良

 今日は連続更新企画最終日! さあ、ラノベ界期待の新星となるか? 星海社文庫です!

エレGY (星海社文庫)エレGY (星海社文庫)
泉 和良 huke

講談社 2011-04-08
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女の子のパンツには永遠の夢がある

 フリーウェアゲーム作家のジスカルド(本名:泉和良)はある日、突発的に日記を書いた。タイトルは「君のパンツ姿の写真大募集」。内容は……もう想像しての通りだ。そんな馬鹿馬鹿しい日記には正直、苦情メールぐらいしか送られてこないだろう……と思っていたら、一件だけゲームのファンだという女子高生からのメールが送られてきた。しかもパンツ写真付き。ジスカルドは信じてもいない神様に感謝した。心躍らせるエキセントリック・ラブコール!


 ……ごめん、全然応援したくなんない。
初っ端から訳のわからない感想で驚かれたと思います。すみません。
説明しますと、帯のコピーに「この恋、きっと応援したくなる!」とあったわけです。それで読了後の感想がこれ↑です。

 早い話が自由なゲーム作家とは聞こえはいいものの、言ってしまえばプーの主人公・ジスカルドと、そのゲームに惹かれてファンになってしまったメンヘラ女子高生・エレGYの、「お前らちゃんと日本語喋ってんのか!?」と言って、唾を吐きかけたくなるような青春恋物語です。

 ジスカルドは理由を付けてはやる気のないプー太郎だし、エレGYは日本語崩壊した構ってちゃん。こんな二人が出会って、自堕落な毎日に加速をつけて、どんどん悪い方向にばかり話が転がって行きます。こんな話、誰が読みたいと思うんだ?
 乙一と滝本和彦の推薦文はアテにならないことが判明しました。

 っていうか、主人公のジスカルドの本名が作者と同じ名前ってどういうことだよ。しかも作者も同じくフリーゲーム作家だって?
……正直、「うわぁ……」って感じですね。言ってしまえばキモい。

 妄想男が「こんな美少女と付き合いたいな」という妄想を形にして小説になったようなものです。露出癖のある作者のオ○ニーを全国書店を通じて見せつけられたようなものですね。

 そして値段は星海社独特の、本文はたった286Pでイラストは表紙と折り返しとミニポスター(表紙と同じ図柄)だけで驚きの724円(税別)というフルプライス。絵師付けた意味あんの?
 なんというコストパフォーマンスの低さ。
境界線上のホライゾン境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫) [文庫] / 川上 稔 (著); さとやす (イラスト); アスキーメディアワークス (刊)境界線上のホライゾン1〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫) [文庫] / 川上 稔 (著); さとやす (イラスト); アスキーメディアワークス (刊)境界線上のホライゾン2〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫) [文庫] / 川上 稔 (著); さとやす (イラスト); アスキーメディアワークス (刊)境界線上のホライゾン2〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫) [文庫] / 川上 稔 (著); さとやす (イラスト); アスキーメディアワークス (刊)境界線上のホライゾン3〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫) [文庫] / 川上 稔 (著); さとやす (TENKY) (イラスト); アスキーメディアワークス (刊)境界線上のホライゾン3〈中〉―GENESISシリーズ (電撃文庫) [文庫] / 川上 稔 (著); さとやす (TENKY) (イラスト); アスキーメディアワークス (刊)境界線上のホライゾン3〈下〉―GENESISシリーズ (電撃文庫) [文庫] / 川上 稔 (著); さとやす (TENKY) (イラスト); アスキーメディアワークス (刊)が裸足で逃げ出しますよ。むしろ勝負の場にすら立てない。川上先生はやっぱり偉い。

 そんな訳で地雷です。これを買うくらいなら、「B.A.D.」でも買った方がまだ有益です。そっちの方が安いしねw
星もつけたくないぐらいなんですが……星海社のしおり紐付き製本(一般文芸だと新潮社が取り入れてますね)だけは気に入っているので、しおりの分だけ星1つ★☆☆☆☆です。でもしおりはもっと柔らかい方がいい。

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posted by mukudori at 20:27 | Comment(1) | TrackBack(0) | 星海社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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